2010年6月7日月曜日

富士山、三大アイテム! ③ レインウェア

どもです!







今日は、富士山三大アイテムの三つめ、







「レインウェア」の紹介です











レインコートとは違うの?

雨よけって本当に必要なの?





そんな疑問があるかと思いますが、一つずつご説明させていただきます。















まず、どんなものかだけ、先に写真を





ポンッ!!







































なんとも言えないですよね!



ウィンドブレイカーのようにも見えますし、
ちょっと薄手のスキーウェアのようにも見えますし、



デザインは色々です。


好きなデザインを選んでいただければOKでございます









で、話は本題に。



「レインコート」と「レインウェア」の違いです!




「レインコート」はまず、低価格で、手に入りやすく、雨を避けるだけでしたら、かなり優れたアイテムです。
ただ、非常に湿気がこもってしまい、蒸れます。



なぜかというと、雨を避ける素材(大体ビニールかな?)というのは、
外部からの水分がレインコートの内側に侵入しないと同時に、
汗をかいた時に、レインコートの内側にこもってしまった湿気が、外にも逃げられないことを意味します。



つまり、スポーツをする際ではなく、街中で多少汗をかいても、体が冷えるような環境でなければ、レインコートで十分です。



しかし、山の中では、汗をかいて、その湿気が身体にまとっている状態は、非常に危険です。

山の気温は激しく変化するので、
一度かいた汗をそのままにし、気温が下がると、一気に身体が冷え、体力が一気に奪われます。

低体温症になる可能性もあります。


なので、山の中でのレインコートは、あまりお勧めできないのです。







そこで、出てくるのが「レインウェア」です



レインウェアは、簡単に言うと、
外からの水分(雨)は、シャットアウトしてくれるのに、
内部にたまった汗や湿気は、外に排出してくれる構造になってるんです。



山では雨は降ることを考えて、雨よけとしての機能も必要だし、
汗もしかっりにがしてあげないと危険だし、
という理由から生まれたウェアです








その構造なんですが、

一見、レインウェアを見ても、ウィンドブレイカーや、普通のスポーツウェアと何ら変わりないんですが

ウェアの内側に「防水透湿素材」というフィルムを一枚入れてます。


これは、簡単に言うと、「めちゃめちゃちっちゃい穴が無数に空いたシート」です。


その穴は、水の分子(雨)は通さず、水蒸気の分子(汗や湿気)は通すんです。





このこれがあることによって、雨は通さず、湿気だけ逃がすことができるんです。




その「防水透湿素材」の代表例が「GORE-TEX(ゴアテックス)」です。







たぶん聞いたことあると思うんですが。











防水透湿素材は、他にもたくさん種類があります。


レインウェアを出しているメーカーはたくさんあります。
「ノースフェイス」「コロンビア」「モンベル」などなど、




防水透湿素材に関しましては、
「GORE-TEX」を使う場合と、「メーカーオリジナルのもの」を使う場合がございます。



たまに、GORE-TEXでないのに、防水とうたってるレインウェアがありますが、
それは、メーカーオリジナルで作った「防水透湿素材」を使ってるケースがほとんどです。





例えば、コロンビアが作ってる防水透湿素材は「オムニテック」という名前です。




たとえば、コロンビアのレインウェアで「オムニテック」を使ってる場合と、「GORE-TEX」を使ってる場合がありますが、

メーカーオリジナルを使ってる方が、大体低コストなので、安く買えます。
しかし、防水透湿性能はやはり「GORE-TEX」が一番優れています。

というのを考えると、どちらを選ぶかは、そのときの予算と将来性を考えて、決めるのがよいかと思います。









ちょっと専門的な用語が出てきてしまいましたが、

レインウェアの特徴はわかっていただけたでしょうか??











簡単におさらいです。



レインウェアは、雨を防いでくれる。

レインウェアは、湿気を逃がしてくれる。


それは、防水透湿素材というものがあるからである。













※ 注意です。





レインウェアは、100%防水ではありません。



これが結構大事なことなんですが、
無数の穴があいているから、湿気を逃がすことができるという説明をしましたが、
穴があいているとい事は、雨が全く侵入してこないわけではないんです。




たとえば、雨に長時間打たれて、ウェア自体に水が浸み込んだ状態になったとします。
そうすると、水圧がかかります。

そうなると、いくら小さな穴とはいえ、わずかに水分が水圧に押され、穴を通ってくることがあります。

これが、防水透湿素材の限界です。




トレッキングシューズも全く同じです。


水たまりのなかで、ジャブジャブやったら、さすがに水侵入してきます。






とはいえ、そう滅多に入ってくることはありません。


ただ、一応そういう構造なので、知っておいてください。













以上です。





もし、お店に行って迷ってしまったら、「GORE-TEX」を買えば間違いないです。



で、写真では載せませんでしたが、レインウェアは上下で「レインウェア」です。



大体パンツも一緒に売ってます。


購入の際には上だけでなく、下も買ってくださいね。









ではまたー。。。

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